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いつでもバリアフリー住宅にできる物件

2014年12月21日「日曜日」更新の日記

2014-12-21の日記のIMAGE
バリアフリー住宅を建てたくても、建築当初は予算の制約もあるので、なかなかバリアフリー住宅にできないという人がいるかもしれません。しかし、将来必要になったときには、いつでもバリアフリー住宅にできるだけの物件を選んでおくことが大切です。というのは、そうした配慮のない家だと、いざバリアフリー化するための工事をしようとしても、かなりの制約が出てきたり、場合によっては建て直さなければならないこともあるからです。少なくとも廊下や階段などは一定の幅を確保して、将来必要になったときには、手すりをつけることができるような壁にしておくことは欠かせません。幅はあっても壁の中が空洞では、手すりをつけることはできないといった問題も生じますので、こうした点も注意しておきましょう。実際には、よりバリアフリーを徹底するために、つぎのような条件を満たしている必要があるといわれています。たとえば、廊下幅は公庫融資では78cm以上となっていますが、車いすで余裕を持って動けるようにするには、90cm程度は必要です。住宅メーカーの中には、最近、廊下幅1m以上を提唱しているところもあるほどです。また、階段は、車いすで昇降する際には、階段昇降機が欠かせず、昇降機と介助者のスペースを考慮すると、1m以上はほしいところです。そのほか、トイレでは車いすが回転できるような空間が必要ですし、キッチンはシンクの下に車いすが入るような空間を設けておき、棚もあまり高いところにはつくらないなどの注意が欠かせません。キッチンの高さを調節できたり、棚は上げ下ろしできるものならもっと安心です。
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