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企業の内部にある資源

2015年2月3日「火曜日」更新の日記

2015-02-03の日記のIMAGE
居室の採光性の確保、避難通路の確保なども必要となります。従って、コンパーションを実施する場合には、そのオフィスビルの立地のみならす、建物の構造、設備、内装なども含めて検討し、本当にコンパーションにふさわしいかどうかを判定する必要があります。なお、幅広い意味で「コンパーション」という場合は、オフィスビルを住宅に転換する場合だけでなく、高齢者向け施設や住宅・商業施設の複合ビルなどに転換する場合も含みます。企業が成長を続けるためには、企業の内外にある資源を生かし、内部成長と外部成長をうまく組み合わせていくことが必要です。不動産投資の場合も、例外ではありません。特に不動産ファンドや不動産投資信託のように、多額の資金を投資家から預かって複数の不動産に投資する場合には、投資家の期待に応えるためにも一般企業と同様に、成長戦略を強く意識した運営が不可欠となってきます。一般的に内部成長というときは、企業の内部にある資源を有効に活用して、利益を成長させていくことを指します。例えば、企業が保有している更地のままの不動産を有効活用するとか、研究開発活動に注力してその成果を次の成長につなげるといった方法です。

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