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従来の建築方法

2015年5月25日「月曜日」更新の日記

2015-05-25の日記のIMAGE
「安いものには、何かしら悪いところがあるにちがいない」と疑ってかかることで、確かに「安物」には問題がある場合が少なくありません。住宅の場合も、あまりに安いと「手抜きをしているのでは?」とか「粗悪な建材を使っているのでは?」、「後から別途請求が来るのでは?」などと疑いたくなります。「耐震偽造」の件があれだけ話題をさらったあとではなおさらでしょう。その一方で、「いいもの、クオリティーの高いものを安く供給する」という企業努力があることも見逃さないでいただきたいと思います。実際、従来の建築方法を見直している工務店、住宅会社はたくさんあります。たとえば、建築部材の仕入れ方法。建築部材はメーカー→一次問屋→2次問屋→地域建材店→工務店という流通経路をたどって仕入れられています。経路をひとつ通過するたびに中間マージンが取られるのですから、金額はどんどんと上がつていかざるを得ません。このような合理化、見直しによって「クオリティーの高いローコスト住宅」を実現させたのです。「いい家が高いのは当たり前」ではなく、これからは「安くていい家」が当たり前になるだろうと思います。家を建てるときには、まず、工法を決めなくてはなりません。とはいえ、どのような工法がどんな家になるのか、素人にはイメージすらわかないことでしょう。

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