管理人はだれ！？

2015年6月12日「金曜日」更新の日記

戸建の場合、さらに建物もついているわけですから、この建物部分の査定もおこなって、土地部分の値段に上乗せすることになります。木造の中古建物の場合、だいたい築15年をこえるあたりから、査定ゼロとして取り扱うことが多くみられます。これは、買い手のほうが、購入後、建物をそのまま利用するのではなく、建替えたりあるいは大幅なリフォームをする予定であるため、建物部分については、むしろ出費がかかるということで、価格が押えられているわけです。ただし、そうはいっても木造でまだまだ十分に利用できるまま売却できることもありますし、鉄筋コンクリート造や鉄骨造などは、内装をやりかえるだけで身區体部分はそのまま使えますから、築15年くらいでも売買価格に建物価格が十分反映されます。建物の値段は、まず、今まったくおなじものを建築したら、総額でいくらになるかを調べて（たとえば、首都圏での木造建物の１坪当たりの平均単価は50～60万円といわれています）、築年数に応じて減額していく方法を取ります。減額の割合は建物の構造で違いますが、標準的な木造の場合、築11年目あたりで半値になります。

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