HEYA JAM

トップ > 平成27年9月> 25日

在宅するのが難しかった

2015年9月25日「金曜日」更新の日記

2015-09-25の日記のIMAGE
研究者でもない私が買うくらいの本は、読み返したくなったら、図書館に行けば必ずある。専門書でもなく、ふつうの書店で買った、ふつうの本ばかりなのだから。むろん、とっておけるならおぺに越したことはないし、いつかは役に立つかも知れない。が、今の世の中、もっとも貴重なのはスペースである。こののちめぐってくるかどうかもわからない機会のために、何よりも高いスペースを割くほどの価値はない、と思いきるべきだ。夜ごと、本を重ねては縛った。軍手は一晩で、まっ黒になった。埃もすごい。(こりゃ、体に悪い)とマスクをするようにした。本をのけた跡だけ、畳の色が違っていた。いまいましいのは、同じ本が二冊、三冊と出てくること。文庫は特にそうである。そんなので冊数を増やしていたとは。十数年間で一千万円以上に及ぶ私の家賃の半分は、本のために払っていたようなものだ。そう気づいてからは、捨て方にも憎しみのようなものがこもり、勢いが増した。転居までのひと月、私はいったい何回、本の束を抱えてゴミ収集所との間を往復したことか。古紙を出せる「資源ゴミの日」は週一回、その朝はたいへんだった。行ったり来たりするうち、時間切れで収集車が過ぎてしまうといけないので、前の晩にドアのところまで集結させておく。売るぶんは、キャスター付き旅行鞄に詰めて、駅のそばの古本屋に運んだ。その重さたるや、腕がちぎれそうなほど。歩いて五分くらいの道のりだが、何回も「休み」を入れ、二十分以上かかってしまった。駅に向かってゆるやかな登り坂であることも、十年以上住んでいて、はじめて知った。「取りにきてもらえばいいのに」とKさん。が、そのときはとにかく、処分すべき本を家から出すことが急務であった。そうしないと、先の作業に進めない。転居まであまりに間がなく、することが多くて、「何日のいつ伺います」と言われても、そのとおり在宅するのが難しかったためもある。売ったのは、二百冊。引っ越し準備の中で、この本捨てと本売りが、もっとも過酷な労働だった。

不動産関連サイトが千代田区の仲介手数料無料を紹介しているみたい!

都市部へも行きやすく、近隣への移動も至便な東京なら、快適に過ごせます。
東京の仲介手数料無料に関する情報は、こちらから確認できます。
便利な成城石井飯田橋サクラテラス店があるので、日々の買い物にも困らないでしょう。
日常生活で良く利用する施設があるかどうかも、しっかり確認しましょう。
東京消防庁消防技術試験講習場があるので、万一の時も安心です。
仲介手数料無料探しの際に注目してほしい条件がこちらです。
駅周辺の人通りが多いので2沿線利用可の物件は安心です。ほかにも、ゆったりと子育てしたいという方には、閑静な環境が最適です。
間取りや賃料だけでなく、こうした条件もチェックすることが大切です。
上階無し物件は、上の階の音に悩まされる事が無いので人気があります。
もちろん、忙しい朝の準備も駅徒歩5分以内の物件ならゆっくり落ち着いて準備できますね。
物件の住みやすさは、その設備によっても決まります。
費用をあまりかけず駐車スペースを確保するなら、駐車場1台無料の物件で決まりです!
他にも次のような設備があると便利です。
衣類乾燥機付き物件なら、自分で乾燥機を買う必要がありません。東京の仲介手数料無料で最高の生活を始めませんか?

このページの先頭へ