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『水道料金の請求方法によっては差益か出ることがある』

2016年1月11日「月曜日」更新の日記

2016-01-11の日記のIMAGE
「水道局のメーターの設置のしかたには2通りある」  マンションなどの集合住宅の場合、水道局のメーターの設置のしかたには2通りあります。  1つは公道の本管から敷地内へ引き込まれたところに水道局の親メーターが設置され、これによって水道局から水道料金等(水道料金、メーター使用料、下水道使用料)が請求されている方式です。この場合、各戸の副メーターによって各戸の使用量が把握され、これによって各戸の負担額が算定されます。各戸は水道料金等を一度管理組合に支払い、管理組合でまとめて水道局に支払うこととなります。  もう1つは、各戸に設置されているメーターそのものが水道局のもので、各戸に直接水道局から水道料金等が請求される方式です。この場合、一戸建てとなんら変わりがありません。メーターの検針も水道局によって行なわれますし、仮りに未払いの住戸が出ても、管理組合とは関係ありません。  どうして2通りの方法に分かれているのかというと、水道局のメーターを設置するには負担金が必要なので、住戸数の多いマンションではこの金額が高額となるため親メーター方式となり、小規模マンションでは大口径の親メーターを設置するより、各戸に小メーターを設置するほうが安上がり、といったことが理由のようです。

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