HEYA JAM

トップ > 平成28年3月> 31日

インフレで不動産はどうなる

2016年3月31日「木曜日」更新の日記

2016-03-31の日記のIMAGE
●もし悪性インフレになったら●  アベノミクスが成功裏に終わり、良性のインフレで日本経済が本格回復した場合の不動産市場は比較的想像しやすいのですが、逆に悪性のインフレとなってしまった場合の不動産市場についてはなかなかイメージしづらいものです。ここでは、経済が成長軌道に乗ったシナリオではなく、悪性のインフレ、簡単に言えば、物価が上昇しマネーの価値が下がる現象を伴う、景気後退期におけるインフレ、すなわち「スタグフレーション」のケースについて、不動産価格にどんな影響があるかを考えてみます。  リーマンーショックの後、「国内・海外ともに経済・政治的に何が起きてもおかしくはない」と、突発的な事態に備える投資家が、実物資産である「金(ゴールド)」を保有する動きを見せました。金は輸入品でありドルと連動するため、バブル期の円建て金価格はインフレ率に比例して上昇することはありませんでしたが、2000年代前半には1000円台(グラム換算)だった金価格は、13年4月に5084円の高値をつけたあと、現在4600円台で推移しています(14年4月18日時点、田中貴金属・税込小売価格)。  これは「有事の金」として、円などの通貨から金へ資金が向かう逃避的・リスクヘッジ的な動きです。こういった事態になると、不動産にも実物資産としての期待が集まります。  一般論として、デフレ時には現金が強く、インフレ時には金や不動産など実物資産の価値が高まります。マネーという、それ自体では価値のない金融資産の信認が落ち、また各種要因から資源価格や食料の価格が上昇する状況下では、実物資産である不動産価格も相対的に上昇すると言われています。  しかし、経済成長を伴わないインフレ、スタグフレーションの下では、不動産は下落します。資源インフレやそれに伴う物価高は、たとえば収益物件の場合、修繕費などのコスト上昇に加え、入居者の生活コストが圧迫されること等により、家賃に下落圧力をもたらします。  給与所得者の生活は苦しくなり、消費は減り、企業業績は悪化し、賃貸物件の賃料にも売買物件の価格にも下落圧力が働きます。こうなると収益物件もマイホームにおいても、賃料収入の減少や所得の低下によるローン破綻が懸念されます。  さらに「金利上昇」を伴う場合、不動産価格の下落圧力となります。収益物件・マイホームともに、取得者の購入能力は低下します。同支払額で払えるローン額が減少するからです。  変動金利でローンを借りている個人や収益物件のオーナーの破綻懸念が強まるのも、不動産価格にとって下落圧力です。97年のアジア通貨危機時の韓国では、ウォン安、金利上昇といった深刻な景気悪化によって、不動産を手放す人が急増、物件は余剰となり、不動産価格は大幅に下落しました。

自分のお店を出したい

こんにちは。早速質問ですが、皆さんは自分のお店を持ちたいなとか、将来起業をしたいなとか思ったことはありませんか?私はあります。小さいころは自分の店を持って、たとえば喫茶店とか居酒屋とかでワイワイしながら仕事が出来れば楽しそうだなとか。垂水で賃貸物件を借りて、自分で商売をしようとしたときにまず壁となるのが場所ですよね。どこに出せば人が集まりやすいんだろうとか考えると思います。サポートホームサービスさんでは、そういうことも含めて物件探しを手伝ってくれるスタッフさんがいます。是非ここで探してみてください!

このページの先頭へ