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平成8年12月31日までに取得するとさらに軽減される

2016年7月1日「金曜日」更新の日記

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(4)平成8年12月31日までに取得するとさらに軽減される 登録免許税のところで説明したように,平成6年は固定資産税評価額の評価替えの年になっています。今回の評価替えでは全国平均で3倍に評価額が引き上げられますので,不動産取得税も本来であれば3倍になります。しかし,登録免許税と同様に,急激に税額が3倍になるのは納税者の負担が大き過ぎるため,下記のとおり段階的に課税していくこととされました。 平成7年1月1日~平成8年12月31日までに取得した場合 固定資産税評価額×2分の1 (注)2分の1とされるのは宅地であり,健物は関係ありません。 (5)狭からず広からずはさらに有利に 住宅および住宅用地については,不動産取得税の税率が100分の3に軽減されるわけですが,特定の住宅および住宅用地については軽減税率のほかにさらに特例が設けられています。 (1)特定の建物には1,000万円の控除が適用される (イ)新築住宅の場合 次のいずれの条件にもあてはまる住宅を新築(注文住宅等)したり,新築住宅でまだ誰も住んだことのない住宅(建売住宅等)を購入した場合には,その新築住宅の課税標準である固定 資産税評価額から1,000万円を控除した残額について,不動産取得税が課税されます。 したがって,固定資産税評価額が1,000万円以下である新築住宅であれば,不動産取得税は課税 されません。なお,この特例対象となる新築住宅には,自宅のほかにアパートなどの賃貸住宅も含まれます。また,アパート・マンション等の共同住宅については,各貸室ごとに特例の対象となるか否かを判定しますので,一室ごとに1,000万円を控除することができます。このため特例対象となるアパート等であれば,通常不動産取得税は課税されません。

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