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【たった1%の金利差で700万円以上の差が出る】

2016年9月6日「火曜日」更新の日記

2016-09-06の日記のIMAGE
今回は3,600万円の家を買う設定で,頭金は2割の600万円,3,000万円のローンを組むケースのものです。ここでは,話を解りやすくするために,銀行の固定金利型の融資を利用し,金利はそれぞれ3%~6%の1%ごとで比較しています。それでは実際に35年間(420回返済)で返済するものとして,負担額の差はどのようになっているのでしょうか?まず,金利3%と4%の場合で比較してみましょう。毎月返済額は,3%の場合が11万5,455円,4%の場合が13万2,831円でその差は,1万7,376円となっています。3,000万円のローンを借りているからこれぐらいの額なら,毎月のおこづかいの範囲,大したことはないと思っている人も多いはず。 <041501・家模型> では,年間の返済額の合計で比べてみるとどうでしょう。 138万5,460円と159万3,972円の差で20万8,512円となります。ここまでくると場合によっては,1ヵ月分の給料に匹敵し,もっとわかりやすい言い方をするなら、1年で1ヵ月間,余計に働かなくてはならない計算ということになるわけです。そして,35年間の総返済額では,実に729万7,920円の差がでてくるわけです。これだけの額の貯金をするのが,いかに大変かということをわかっている人なら,この3%と4%のたった1%の差がいかに大きいかということを理解していただけたと思います。ちなみに,5%の場合の総返済額は6,358万9,680円,6%の場合の総返済額は7,184万2,680円で,これだけでも借りた3,000万円の倍以上の返済をしなけれぱならないのですが,3%の場合と比較して,2%の金利差で1,509万8,580円,3%の金利差で実に2,335万1,580円となることがわかります。

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