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【返済方法の選択肢が多いものがより有利】

2016年9月20日「火曜日」更新の日記

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従来の民間住宅ローンは,必ず長プラに連動しなければならないというルールが決められていました。しかし,そのルールが取り払われ登場したのが,主に都銀の主力商品となっている固定金利選択型の住宅ローンです。このローンの大きな特徴は,これまで変動金利か固定金利かの2つの選択肢しかなかったものを,長い返済期間の中で自由に選べることにあります。もう少し具体的にいうと,変動金利を選んでいる時は,特にその期間に限定はありませんが,固定金利を選ぶときは,2年~10年の固定金利選択期間を設け,その期間中は固定金利で,その終了後に再度変動か固定かを選ぶことができるものです。変動金利を選んでいるときの金利は,短プラ連動の変動金利が適用され,固定金利を選ぶ場合は,その時の固定金利と変動金利を交換する際の金利(スワップレート)を基準に,固定選択期間に応じて決定されます。ちなみに各銀行によって,この期間と金利が異なっていて商品の差別化がおこなわれています。いずれにせよ,20年,30年の長い返済になるわけですから,金利は別として,返済方法の選択肢がより広いもののほうが有利な住宅ローンといえるでしょう。

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