管理人はだれ！？

2016年11月25日「金曜日」更新の日記

『重要点』減損会計に向けて含み損の一掃を図った○○地所。丸の内の再開発に拍車を掛ける一方、大規模・中規模マンション開発にも力を注ぐ。わが国を代表するビジネスセンターの9の内。その開発にあたったのが○○地所の前身の○○合資会社丸の内事務所。その流れを受けて、現在も、図にあるように、丸の内一帯に25のビルを有している”丸の内の大家さん”ともいわれ、そこから得られる賃貸料収入は、同社の重要な収益源になっている。また、先にも触れたように、減損会計への移行を先取りしてバブルの含み捐を一掃できたのも、このビル群がもたらした膨大な含み益によるところが大きい。『丸の内は毎年一棟ずつ建て替えを推進』この丸の内がいま大きく変貌している。丸の内中通りには高級ブランド店が出店し、2002年9月にオープンする新たな丸ビルも低層階は一大ショッピングセンターとなる。銀座・有楽町地区から東京駅までの回遊路が完成し、ますます注目度が高まるはずだ。丸ビルといえば、わが国のオフィスビルの代名詞のような存在。それが2002年に生まれ変わるわけだが、その他にも複数の建て替え計画が進行中。2002年7月現在、6つのビルの建て替えが決まっている。今後も毎年一棟ずつ建て替え計画を決定し、ビジネスセンターとしての丸の内の近代化を促進し、あわせてショッピング街としての機能も充実させる。ビジネスの街だけではなく、土日や祝日にも人々が集う地域にしていく計画だ。『住宅分野にもますます力を注ぐ』住宅分野でも話題は多い。東京都江東区の東雲地区にある某マンションは、54階建てと45階建ての2棟で総戸数は1149戸の大規模開発。横浜のみなとみらい21地区にある某マンション、同地区初のマンションで、総戸数862戸。いずれも即日完売した。また、大規模プロジェクトのほか、数十戸規模の中小規模のマンション開発にも力を入れている。こちらは土地所有者に有効活用を提案するパートナー事業として展開している。この他、証券化では、同社が設立母体となったジャパンリアルエステイトが2001年9月に証券取引所に上場されている。

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