HEYA JAM

トップ > 平成28年12月> 21日

集客のシーズン

2016年12月21日「水曜日」更新の日記

2016-12-21の日記のIMAGE
<状況に流され崩れる中小業者――意外性と流動性にドギマギの連続>毎年同じだが、賃貸業者にとって住居の移動の多い1月中旬から4月中旬の3ヵ月間は、稼ぎどきのシーズンまっ盛りである。この時期にしっかり稼いでおかないと、後で後悔することになり、苦労することにもなる。この事は中小業者もよく理解しているのであるが、大手業者とは経営手法がちがい、シーズン突入時には張り切って仕事に向うが、中頃からくずれてきて、終盤には状況に流されてしまう人が多い。その点大手業者は組立てがしっかりしていて、集客と社員のノルマにきびしく対応し、最後まで手を抜かないので、結果として、業績はニンマリということになる。一方、中小業者はシーズンが終った頃には体調も回復し、オフに入っても成約を上げるために集客や店頭チラシに力を入れるが、悲しいかなシーズンオフなので成績は上らない。真剣に努力するが、もはや機を逸しているので、思うようにはいかない。客の来る時期と来ない時期を見誤っているのだから無理もないことだが、その勤勉さに脱帽する以外にない。そんな事なら、シーズン中にこそ一押し二押しで頑張るべきで、販売予定数を一件でも二件でも上回るようにしておくべきなのである。ところがそこは凡人の悲しさ、シーズン中は汗まみれで働きオフには昼寝ときめこむ、には至らないのである。千葉県内にも昔から商売には「ニッパチ」があると言われるが、私達の業界ではどうだろうか。賃貸業界に限ってみると、多少あてはまるが、内容は違ってくるようである。H社の例でみると、年間成約率の月平均を8・3%と考えて、2月の成約率は13%と月平均を4・7%も上回り、8月は5%で月平均を3・3%も下回る。そしてシーズン中の3ヵ月間は、年間成約率の半分を占めるように感覚的に思うが、統計では40%がいいところである。また、シーズンオフと一口に言っても、その内容は流動的で、波長も一定とは限らない。最近はシーズン突入が早くなったり、かと思うと終期が3月初旬で閉じたりしてドキリとする。10月の成績が悪いとやきもきしていると、11月は思いの他好調で、前年同月比を50%も上回ってドギマギしたりする。不景気でただでさえ経営が難しいのに、商売には意外性・流動性がつきものとはいえ、私達はアナリスト(分析者)ではなく活きた経営者なのだから、頭脳の刺激にはなるにしても、ドギマギは血圧を高くし、心臓にも悪い影響を及ぼす。

1人の時間が必要

最近一人暮らしを始めて気づいたのですが、1人で過ごす時間ほど贅沢なものってありませんね。誰かといる時間も大好きですが、自分と向き合う時間というのも必要です。とくに社会人になると、自分と向き合わないとこれからどう動いていくかが明確にならなかったりします。兵庫の賃貸の部屋を借りているのですが、静かで良いところです。神戸のマンションって、意外と家賃もお財布に優しい価格で安心して暮らせます。1人で趣味に没頭したり、ぼーっとしてみたり。実家暮らしじゃできないことが一人暮らしではできますね!

このページの先頭へ