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都心では斜線制限を要チェック

2017年7月28日「金曜日」更新の日記

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建ぺい率や容積率など、建物の面積に関する法規制に加えて、建物を建てる際には高さの制限があります。これを斜線制限といい、建築物を真横から見た時、空間を斜線で切り取ったような形態に制限します。これも、建ぺい率と同じように、通風、採光等を確保し、良好な環境を保つことが目的とされています。建築基準法によって、道路斜線制限、隣地斜線制限、北側斜線制限がそれぞれ定められています。道路斜線制限とは、敷地が接している前面道路の反対側の境界線から一定の勾配で示された斜線の内側が、建築物を建てられる高さの上限となります。また、隣地斜線制限とは、隣地境界線から一定の高さを基準とし、そこから一定の勾配で示された斜線の内側が、建築物を建てられる高さの上限となります。そして北側斜線制限とは、北側隣地の日当たりの悪化を防ぐために、建築物の北側に課せられる制限になります。それぞれ用途地域によって細かく制限されているうえ、他にも「日影規制」や「天空率」「壁面後退」などさまざまな規制があり、そのすべてについて知っておくのは不可能といえるでしょう。

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