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新しく収納をつくる場合も、家の中にある隠れたスペースを活用

2017年10月8日「日曜日」更新の日記

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 新たにリフォームで収納をつくる場合、隠れたデッドスペースの活用をぜひ工夫してみてください。その代表が、床下です。  たとえば、洗面所は広さが限られていて、シャンプーや石鹸、洗剤類の整理に困るものです。たいてい洗面化粧台の収納だけでは足ひなぐなり、吊り戸棚をつくったりするのですが、床下収納庫のほうがずっと使いやすいといえます。  また、和室も床下収納庫とは相性が良く、ちょうど畳1枚分を床下収納庫にすると目立ちません。畳を持ち上げるのが大変と思うかもしれませんが、今は電助式で開け閉めできるタイプもあり、思ったより使いやすくなっています。  床下収納庫には、金庫付き、2階用などたくさんの種類がありますので、いろいろな箇所で検討してみてください。  奥行きの浅い収納庫は、小物の整理に使いやすく便利です。この薄型収納庫を、壁の厚みを利用してつくってみましょう。コンクリートの壁や筋交いの入った耐力壁には構造上、無理ですが、それ以外の間仕切り壁であれば、中をくり抜いて薄型の収納庫を簡単につくることができます。  奥行きはだいたい10cm程度。ダイニングであれば小さな食器や調味料の棚に、リビングであれば文庫本や新書用の本棚として使えます。  さらに、天井の板を外すと、屋根裏には思いがけない人きな空間が隠れています。取り外しできるハシゴで上り下りする「屋根裏収納庫」をつくってみましょう。床の補強が必要ですが、書庫にしたり大型の季節用品などの収納に活躍します。  ただし、夏場はとても暑くなりますので、空調と断熱に十分配慮してください。

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