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土地は、㎡で検討しよう

2017年11月22日「水曜日」更新の日記

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経験値ゼロの不動産購入に対し、リアリティーを持つためさまざまな工夫を行いました。土地は、㎡(平方メートル)でなく立方メートル(立法メートル)で想像したほうが良いと言えます。購入する土地に自由な大きさの家を建てられるわけではないですよ。斜線制限や建築協定などがあります。例えば道路斜線、隣地斜線、北側斜線、日影規制、高さ制限。もちろん建ぺい率や容積率の問題。更地には目に見えない線が数多く引かれている、とイメージしてみましょう。その土地は、どのぐらいの広さを使えて、どのぐらいの高さが使えるのか。その土地は、どのぐらいの立方体が置けるのか考えてみます。 1坪は約2畳です。わたしの場合知一坪と聞いても実感が持てませんでした。まだ40畳なら実感がわきます。不動産用語にはタテマエとホンネがあります。わたしが購入した中古住宅は、「第1種中高層住居専用地域」に建っています。「住居専用」と謳われていますが、条件を満たせば学校、病院、飲食店などの建築が可能。「え、住居専用なんじやないの?」。そう、言葉と突態が矛盾しています。「建築条件付き土地」というのが存在します。「フリーで自由に建てられます」。複数の業者は、そう明言しました。が、実態は建売住宅。ちっともフリーじゃなかったのです。「公簿売買」で20坪の土地は、実測で19坪や18坪の場合も。書類に登記された面積は、実際の面積と異なる場合があるのです。

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