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建築工法のいろいろ

2018年1月20日「土曜日」更新の日記

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 一戸建て住宅の建築工法にもタイプがあります。「木造在来工法」と「2×4工法」が日本では多く建てられています。  1木造在来工法……木の柱(タテ)と梁(ヨコ)と筋交い(ナナメ)でバランスよく組んでいくもので、高温多湿という口本特有の自然環境に適した工法といわれます。メリットは、問取りや設計の自由度が高く。開口部の大きな広い空問を作ることができることや、増改築がしやすい点です。反面、細かな技法が必要になるため、施工而でのパラツキが生じる心配もあります。また、耐久性を高めるために鉄骨や鉄筋コンクリートなどを使用するケースもあります。  22×4(ツーバイフォー)工法……床・壁・天井からなる箱状の構造体で、2×4インチのパネルの組み合わせで構成します。メリットは気密性が高く地震や台風に強いことと、施工方法がマニュアル化されているため施工にバラツキが少なく、工期も短い点です。反面、窓の大きさが制限され、増改築もしにくい点が難点です。断熱性や気密性が高いため、北海道などで多く建てられています。  この2つの工法以外に「プレハ住宅」があります。あらかじめ工場である程度組み立ててある部材を建築現場に運び込み、そこで組み上げる工法です。使用される部材には木質系のものから鉄骨、コンクリートなどがあり、早ければ1ヵ月足らずで家が建ってしまいます。

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