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大規模開発と小規模開発の違い

2018年1月22日「月曜日」更新の日記

2018-01-22の日記のIMAGE
 周辺環境がどうかによって用途地域が区分されていますが、住居系の区分でなくても住宅は建てられます。ただし、商業系地域は買い物に便利であってもパチンコ店などの娯楽施設が混在するなど、落ちついた街並みは期待できないでしょう。総区画数が100以上もあるニュータウンであれば、それだけまとまった土地が必要になりますから、駅近というわけにはいきません。  一戸建てや低層マンションを中心とした住居専用地域であり、閑静で落ちついた街並みを計画的につくっていきます。総戸数が多くなればなるほど何期かに分けて分譲するため販売期間も長くなります。長い場合は十数年にわたって分譲され、徐々に周辺の施設が整備されていくケースもあります。ショッピングセンターや学校、病院などは、居住人口がある程度の数に達しなければ設置されないからです。つまり、分譲時期によって生活環境や利便性に差が出てくることになります。  一方、10戸以下のミニ開発は、工場や施設の跡地であったり、既存の住宅街の一角に立地するケースが多くあります。駅に近い立地やすでに公的施設が整っていて日常生活に便利な立地も少なくありません。そこがミニ開発の良い点でもあります。ただし、元々から住んでいる近隣の人や周辺の人の状況によって生活環境は大きく左右されてきます。ニュータウンの場合は、同時に入居することも多いため、似たような家族構成の世帯が集まりやすいといえます。

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