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地盤の見方・選び方

2018年1月25日「木曜日」更新の日記

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 マンションは「管理を買う」と言われるのに対して、一戸建ては「土地を買う」と言ってもよいでしょう。資産価値としてみた場合、上物である家よりも土地のほうがだんぜん価値が高くなります。  建築物の資産価値は年を経るごとに下がっていきます。地震や火事でゼロにもなります。しかし土地は、ときに若干下がることはあってもゼロになることはありませんし、逆に高くなる可能性もあります。  土地を買う以上、その土地が良い土地であるかを見分ける必要があります。単に駅に近いとか自然が豊かといった観点だけではなく、土地そのものの地盤を見ることが大切です。地盤に欠陥があったために家が傾いたり、壁にヒビが入ったりするケースも少なくありません。崖っ淵に建った家が土地もろとも崩れ落ちたりもします。まずは造成される前の土地がどんな状態であったかを確認します。  大規模開発のニュータウンなどは、丘や沼地などを宅地造成して平らにならしたりします。丘陵地や台地なら地盤はしっかりしていますが、水田や沼地をつぶして造成した場合は建築法で決められた措置が行なわれたかを、業者に「造成計画図」などを見せてもらって確認する必要があるでしょう。 不明のときは専門業者に地盤調査を実施してもらう方法もあります。万が一、軟弱地盤だと気づいたときは、凝固剤を打つなど適切な措置を施してもらいます。

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