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中古物件広告の見方

2018年1月30日「火曜日」更新の日記

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 中古物件の魅力は何といっても価格の安さです。新築に比べて2~3割安から半値近いものまであります。しかし、一戸建てとマンションでは値段の設定が違ってきます。一戸建てはあくまでも土地の地価が価格に反映されますし、マンションは近隣の類似物件の取引価格に影響されます。  そこで、広告に表示された物件価格が妥当かどうかを知るためには、情報誌や物件チラシをできるだけ多く見比べて相場観を養う必要があります。  一戸建ての場合、広告上で注意すべき点は、1築20年以内かどうか。公庫を利用できるのは築20年以内の物件に限られる。2前面道路の幅は4メートル以上あるか、引き込み道路ではないか、私道部分は含まれないか。セットバックや私道負担の発生、建て替え不可のケースもある。3法定の建ぺい率・容積率を超えていないか。増築によりオーバーしている場合は、立て替えの際に現状より小さくしなければならない。4用途地域は低層住宅専用地域か。周辺の建物の高さが制限されているため。 落ちついた住宅地であることがわかる。  マンションの場合には、新築物件以上に管理面を重視しなければなりません。管理体制は常駐もしくは日勤であるか、管理費に滞納はないか、修繕積立金の額は少なすぎないか、大規模修繕はいつ行なわれたか、などのチェックが必要です。

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