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潜在的ニーズのある不動産

2018年2月9日「金曜日」更新の日記

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 賃貸住宅はバリューアップは限定的ながらも、低い空室率、安定した賃料水準、分散されたテナント(借り手)という面で、ローリスク・ローリターン型の安定志向の不動産です。  最近では、外国人向けの高級賃貸住宅やシニア向け介護付き賃貸住宅といった、付加価値をつけた賃貸住宅も増加しています。  外国人向け賃貸住宅の場合、賃料は通常の日本人向けと比較して大幅に高くなりますが、需要の変化の波が大きく、2001年9月11日のアメリカにおける同時多発テロ直後は、即座に外国人達は帰国したので、見るも無残な空室状態が続いた物件もありました。このように、外国人向けの高級賃貸住宅は、世界の経済情勢などに左右されることや、対象となる外国人層が非常に薄いため、ニッチで変動性の高い不動産投資です。 シニア向け介護付き賃貸住宅は、今後の高齢化社会におけるシニア人口の増加を考えた場合、かなり潜在的ニーズはある不動産です。  この不動産の特徴としては、運営の良し悪しが大きなウェイトを占めるため、その運営を行うオペレーターの選定が重要なポイントになります。ただし、現在そのような運営会社の数はまだ隕られており、今後その成長が期待される分野となっています。

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