HEYA JAM

トップ > 平成30年2月> 18日

「ずっと賃貸でいく」と何か困るのか

2018年2月18日「日曜日」更新の日記

2018-02-18の日記のIMAGE
 そもそも「ずっと賃貸でいく」という選択をすると、何か不都合があるのでしょうか。それは、購人という選択をしたときに背負う大きな借金というリスク以上にまずいものなのでしょうか。  結論から言えば、2つの条件をクリアーできる人なら、「ずっと賃貸でいく」という選択をしても大丈夫です。まず、1点目の条件は「連帯保証人が確保できるか」です。  連帯保証人とは、本人と同等の責任を負う人のこと。ほとんどの賃貸住宅で、人居する際に同居人以外の連帯保証人を立てる必要があります。なお、連帯保証人は、親や兄弟、祖父母などの身内で、就労収人があることが条件です。  いま賃貸生活をしている人は、多くの場合、親を連帯保証人にして家を借りているので、当座は特に困ることはなさそうです。けれども、親が年金生活者になった後に賃貸借契約の更新を迎えると、連帯保証人の変更を貸主側から求められたり、その連帯保証人だけでは資力が足りないと判断されて2人以上の連帯保証人を立てることを求められるケースもあるのです。  もしも連帯保証人を立てることが難しいとなれば、連帯保証人なしで借りられる住宅会社(UR都市機構など)の物件を選ぶのも1つの方法ではあります。しかし、収人要件を満たした上で、家賃や間取り、地域などの面で、条件を譲歩しなければならないかもしれません。

このページの先頭へ