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住宅購入を資産運用として考える

2018年2月20日「火曜日」更新の日記

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 老後資金が不足する中、自助努力の「私的年金」づくりの必要性をよく耳にします。株式や投資信託などの金融商品や、ワンルームマンション投資などを啓蒙する情報もあふれています。  いま、一生賃貸でいく人が、退職金の一部でワンルームマンション投資をしたと仮定しましょう。もしも、貸しつけたワンルームマンションからの家賃収入で、自分が住んでいる賃貸住宅の家賃をまかなえたとすると、実質的な住居費はゼロにできます。  このことをよく考えてみると、「住宅を購入してローンを完済すれば、以後の住居費がほとんどかからない」という側面と似ていないでしょうか。そう、住宅を購入した場合、ローンを完済してその後に浮くことになる住居費相当額分だけ、マンション投資で資産運用したのと同じ効果があると考えることができそうです。以下では、住宅購入による資産運用の側面について掘り下げてみましょう。  資産運用といえば、株や債券、預貯金などの金融商品を思い浮かべる人も多いと思います。 これら異なる金融商品での運用成果の比較では、「利回り」のチェックが必須です。  利回り(=年平均利回り)とは、かんたんに言えば、投資した元本に対してどれくらい増えたかを1年あたりで換算したものです。 運用期間が5年のものや10年のものなどさまざまな金融商品がある中で、1年あたりで換算する利回りは、とてもわかりやすい尺度と言えます。

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