高性能の窓に注目
2018年5月9日「水曜日」更新の日記
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- 暖房が効いた部屋の窓が、水滴でぐっしょり濡れている。冬の暮らしでよく見かける場面です。
また、夏には窓の周辺が暑くてやりきれない、という経験をどなたもおもちのことと思います。
家の開口部は、暑さ寒さの影響をもろに受けるところです。
アルミサクンの窓枠が出現したことによって、外気をシャットアウトできるようになりましたが、問題はガラスです。ガラスは熱の伝導がよいので断熱性に欠けるきらいがあるのです。
また、窓は防音性にもすぐれていなければなりません。
そこで開発されたのが、2枚のガラスの間に空気層をはさんだ「ペアガラス」です。
ペアガラスといってもピンからキリまでありますが、その性能は中に封じ込まれる空気層の厚さに左右されるのです。現在では、空気層をじ1ミリ以上にとったものも登場しています。これで、1枚ガラスの2倍の断熱効果が得られるというのですから、これから新築される方には、ぜひお奨めしたいものです。
もちろん、アルミの枠そのものにも結露は発生するので、アルミの枠内にも断熱材を入れます。こうすれば、結露発生の心配はなくなり、防音効果にも威力を発押します。
ガラスの開発も進んで、今では紫外線を力ッ卜してくれるものも発売されていますから、いろいろ研究してみてはいかがでしょうか。
窓枠にはアルミサッシが圧倒的に使われていますが、最近は気密性、断熱性にすぐれた木製のペアガラスサッシも開発されました。
心と体にやさしい住宅をつくりあげるためには、窓ひとつにもこだわるという姿勢を大切にしていただきたいと願うものです。
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