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安易に賃貸マンションを建てるべきではない

2018年7月7日「土曜日」更新の日記

2018-07-07の日記のIMAGE
いま、私たちは「土地オーナーが賃貸マンションを建てるのは、ちょっと待ったほうがいい」と判断しています。  それは、資本力のある大手不動産会社やデベロッパーが、各地で建設を進めている20階以上、数百戸規模の超高層マンションに人気が集まっているからです。  また、今後もかなりの数の超高層マンションの建設が予定されており、この超高層マンションも在庫が多くなることが予想されます。在庫となったマンションは賃貸市場に流出することも多くなるでしょう。また、高級マンションも値下げしていますから、一般の低層賃貸マンションーアパートの家賃が値崩れするのは当然でしょう。これから建設される賃貸マンションだけでなく、既存の賃貸マンションも厳しい経営環境におかれているのです。こうした時期に賃貸マンション、まして競争力がないアパートをあえて建てることはリスクが大きいと考えています。  少しでも「これはむずかしそうだ」と思われたら、土地活用は中断されることをお勧めします。 そして、あえて何もしないという勇気ある決断をすることも大切な考え方です。そして、相続税納付のための納税用地として更地のままにしておくことも最善の対策であったという場合もあるのです。

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