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ペットマンションの経営は楽ではない

2018年7月10日「火曜日」更新の日記

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ペットと一緒に暮らすことができるマンションには、「ペットマンション」と「ペット可マンション」の大きく二つに分類できます。「ペットマンション」とは、はじめからペットと同居するというコンセプトで建築されるマンションのことを指し、「ペット可マンション」とは、すでに建築されたマンションを改良し、ペットと同居できるようにしたマンションのことをいいます。  ペットブームといわれ、ペットと一緒に暮らせるペット同居型の賃貸マンションに注目が集まっています。  国土交通省が1997年に中高層共同住宅標準管理規約の大幅改正により、ペット飼育を「管理規定に定めるべき事項」として記載したことなどを受け、ペット可マンションを営業上の差別化戦略に位置づける物件が相次いで売り出されました。1998年に709戸が発売されてから、2006年には5万5511戸に達し、普及率についても74.5%にまで達し、今やペットと一緒に暮らすことができるマンションのほうが主流になりつつある状況です。そのような背景もあり、雑誌などでもペット可マンションは「少々立地条件が悪い場所でも、高い家賃を設定してもペット好きの入居者を集めることができる」というメリットが強調されています。

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