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国土の長期展望

2018年8月6日「月曜日」更新の日記

2018-08-06の日記のIMAGE
首都圏は現在の人口が多いだけでなく、将来的にもかなり長い期間にわたって、現在と同じような人口が維持されると見込まれていることもメリットです。対する関西圏や中部圏、特にこのうちの関西圏では、今後、比較的急速に人口が減少していくことが予想されています。地方から都市へ行くこの傾向はすでにかなり長期にわたって定着しており、中部圏はなんとか横這いを維持しているものの、関西圏では例外的な2、3年を除いて、すでに40年近く転出超過の状態が続いています。国土交通省が取りまとめている「国土の長期展望」などのデータを見ても、今後、全国的な人口が減少していくなかで、生活の利便性が高く、経済活動の中心でもある首都圏への人口集中が起きることが予想されています。ほかに比較的広い範囲で人口の集中が起こると予想されているのは、愛知県や沖縄県くらいで、6大都市でもごく中心部にしか人口の集中は起こりそうにないと、国が予想しています。逆に言うと、それ以外の地域では人口の減少が平均以上のペースで進んでいくということです。

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