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「いまが買い時」という論理

2018年8月12日「日曜日」更新の日記

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不動産会社は「歴史的な低金利であること」、また「販売価格が上昇傾向にあること」といった現状をアピールすることで、「だから、いまが買い時」というセールストークが、販売現場での常套句になっているのです。しかし、誰にとっても、「いまが買い時」という論理が、あてはまるものでしょうか?新築マンション価格が決まる要因には様々なものがありますが、結局のところは「購入者が毎月、いくら払えるのか(プラス頭金)ということがその焦点になります。同じ額の支払いのケースで、金利2%のときと、金利4%のときに借りられる金額に差が出てしまいます。ということは、これをマンションデベロッパー側から見れば、「価格を下げないと売れない」ということ。必然的に、新築マンションの販売価格を下げていかざるを得なくなります。つまり、金利が上昇すれば物件価格は下がる方向に働くということなのです。

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