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良いマンションを見抜く

2018年8月15日「水曜日」更新の日記

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マンション購入時に数字や実際の建築工法などにまで精通する必要はありません。また、すべてのマンションが犯罪的な悪意のもと、コスト最優先で建てられているわけでもないのです。まじめに構造を考え、良心的にマンションをつくっている会社もたくさんあります。要はそんな良いマンションをいかに見抜いて選んでいくか、そのために購入する側が持つべき視点や姿勢を考えましょう。マンションを建設するという事業に対して、売り手がどのような考えや方針を持っているかがよく映し出されるのが、私たちにとってもおなじみの「物件のパンフレット」です。一見、どのパンフレットやチラシも同じように見えますが、複数の会社のものをきちんと読んでいくと「この会社はイメージ重視」「この物件は耐震についてきちんと考えているようだ」など、それぞれの会社や物件ごとのコンセプトや傾向が見えてきます。インターネット上の情報ももちろん同じです。パンフレットのほかに見えやすいのがモデルルームにいる販売員の様子。構造について積極的に説明してくる販売員もいれば、「大丈夫です」「自分は分かりません」といった従来通りの対応をする人もいますが、どちらが評価できるかは明白でしょう。自分の目で構造について確かめる方法もあります。モデルルームの担当者に「マンションの安全について、建物の構造のこういったことを知りたい」と伝えて関連図面を出してもらい、それを見ながら知りたい事柄について説明してもらえばいいのです。

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