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しっかりと見極める

2018年8月16日「木曜日」更新の日記

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マンション購入の際に、建築に詳しい知人や専門家に依頼して、同席してもらって説明を聞くことが出来れば安心です。専門的で難しいからとあきらめずに、できることから積極的に動いてみましょう。その上で納得できないと思った物件には、最初から手を出さないことも、安全なマンション購入のひとつの選択ともいえるでしょう。耐震強度偽装事件を経て厳しくなった、建物の構造的安全性に対する買い手側の目に、どう応えているのか。マンションの売り手である販売会社の姿勢はまちまちです。しかしこの傾向は、結果として商品であるマンションそのものの安全性に、そのままはね返ってきます。自社の物件の構造や安全について、基本的な考え方から具体的な技術の詳細までを公開し、買い手側に理解を深めてもらう努力をしている会社もあれば、依然としたイメージ重視のPRを続ける会社もあります。ここはしっかり見極めたい部分でしょう。買い手側にも冷静さが必要です。必要以上に神経質になれば、正しい判断は難しくなります。すべてのマンションが悪意に満ちた欠陥マンションではないのですから。櫛造の安全性に関する売り手の姿勢や傾向は、パンフレットやWeb上での情報、モデルルームの販売員の様子などから、ある程度見極めることができます。買い手側に立った姿勢のひとつとして、構造に特化した説明会を契約前に行う会社もあります。

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