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「分かりません」と平気で言わせている例

2018年8月18日「土曜日」更新の日記

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基礎工法からコンクリート強度の具体的数字、配筋の仕方までを公開している会社もあります。反対に、いまだに建物の外観や豪華なアメニティ施設など、イメージ重視の売り手もいます。モデルルームで設計図書の閲覧を求めても出したがらなかったり、最初から置いていないこともあるのです。とくに構造に不案内な販売員のみをモデルルームに配置して「分かりません」と平気で言わせている例などは、質問を受け付けないためかと疑いたくもなります。モデルルームでは積極的に設計図書を閲覧しましょう。専門的な知識がなくても、知りたいことを伝えて図面を出してもらい、納得がいくまで説明を求めればいいのです。自信がなければ、建築に詳しい知人やプロに依頼して同席してもらいましょう。また、検討するときは友人・知人や専門家など第三者の意見を聞くようにしたいものです。不動産を買うとき、ほとんどの人はある種の興奮状態に陥ります。夢が叶うかもという期待と、絶対に失敗できないという大きな不安。相反する感情の間で冷静な判断力を保つのは困難です。他者の意見を聞くことで頭をクールダウンしましょう。また、契約をせかされても必ず1週間程度の時間をおくことも大事です。

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