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日本は地震国

2018年8月23日「木曜日」更新の日記

2018-08-23の日記のIMAGE
国土交通省の「マンションみらいネット」という中古マンションの修繕履歴情報の登録・閲覧システムが、2006年7月よりインターネット上で閲覧できるようになりました。これは日本初の取り組みで、登録すること自体が、そのマンションの管理に対するやる気や自信を反映している、といってよいもの。ぜひ、一度アクセスしてみましょう。日本は地震国で、大きな地震が起こるたびに建物の耐震基準が見直されてきた歴史があります。もっとも最近見直されたのは1981年で、宮城県沖地震を機に大幅に基準が改正されました。この基準は従来の基準と区別するために「新耐震設計基準(新耐震)と呼ばれています。都市部では新耐震以前の建物が数多く残っています。もちろんマンションも例外ではないので、修繕のさいには一般的な水回りや内装のほかに、耐震補強も行っている物件は良心的といえるでしょう。中古の鉄筋コンクリート造の場合、壁のひびわれなどが目につくことも多々あります。しかし同じひびわれでも、構造的に深刻なものと、比較的軽度で建物の安全に大きな影響を及ぼさないものとがあるので、単にひびわれが多いから危険な物件だと決めてかかることはありません。

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