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犯罪の多い国だから‥‥‥

2018年9月2日「日曜日」更新の日記

2018-09-02の日記のIMAGE
 ご存知のようにアメリカは犯罪が多く、したがって犯罪歴を持つ人もたくさんいます。そのためでしょうか、ソーシャルセキュリティナンバーという、全国民についている番号が存在します。本人の承諾のサインがあればですが、いくらかの手数料を払って、本人に犯罪履歴があるかどうかを調べることができます。  だから雇用主が人を採用するとき、それを調べることができ、当然、犯罪履歴のある人は敬遠されます。そのうえ移民が多く、働き手はたくさんいるので、履歴のある人が再度ちゃんとしたところで働くのは、とても難しいのです。そして社会に受け入れてもらえず、犯罪を繰り返すことになります。更生できる確率は、日本に比べたらとても低いわけです。  友人の場合、ある入居希望の夫婦に会ったところ、勤務先など不明な点があったので気になり、調べてみました。その結果、夫のほうが10年前に麻薬で捕まっていたことがわかりました。入居を断わろうかと迷ったのですが、妻はきちんとした人のように見えたのと、彼女が「夫は捕まって以来麻薬をやっていないし、今は真面目になった」と言うので、それを信じてOKしたそうです。  つまりアメリカで、家賃の低いアパートを持つと、入居する層も低くなるのです。結局友人は、買って1年たたないうちに、その地域の1棟を、購入価格とほぼ同額で売却しました。ですから今持っているのは1棟です。そこは1ユニット430ドルで4ユニット(4世帯)ありますから、1,720ドルが毎月の家賃収入です。ただし、テキサス州は日本と比べて固定資産税が高く、年間約3,000ドル支払わなくてはなりません。  アメリカは州によって法律や税金が異なります。テキサス州には市民税がなく、固定資産税が州の収入の大きな柱であるため、不動産を持っている人は大変です。また固定資産税は、アリゾナ州では低く、オレゴン州は高くなっています。

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