HEYA JAM

トップ > 平成30年9月> 20日

それでも「やめたほうがいい」と断言しない理由

2018年9月20日「木曜日」更新の日記

2018-09-20の日記のIMAGE
賃貸マンションを建てることは、相続税対策として効果的であるといえます。私たちがこのように賃貸マンションを建てることの危険性を述べながらも、「やめたほうがいい」と断言しないのは、やはりこの部分が大きな魅力であることに間違いはないからです。相続税から、逃げることはできません。さらに、相続対策に失敗すれば、相続の前と後とで人生が大きく変わってしまう可能性もありえます。しかし、地主さんなどの中には、「資産はあってもお金はない」という方が多くいます。たくさんの資産を相統しても、それが買い手がないような土地や、空室だらけのアパートだったりすれば、そこから相続税を支払うことは簡単ではありません。その結果、残念なことに、相続税の支払いに苦慮して地主さんが自殺してしまったり、お金のことでもめて家族がバラバラになってしまったりするケースが少なからず見られるのです。しかも、相続税は今後、増税の方向で話が進められています。そうなれば、ますます地主さんたちはその支払いに苦しめられることになります。だからこそ、私たちは厳しい時代にあっても、賃貸マンションを建てることを選ぼうとする地主さんに反対はしないのです。しかし、建てると決めたなら、絶対に勝ち残れるマンションにしなければなりません。「これからの大家さんには知恵と工夫が必要である」と何度も述べているのは、そのためです。

このページの先頭へ