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住宅ローン返済のマジックを探れ!

2018年9月26日「水曜日」更新の日記

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普通,モノを買う時は,お金と引き換えであなたのものになります。しかし家を買う場合は,その価格が高いので,2割以上のできるだけ多い頭金を用意し、残りは住宅ローンで借金をして買うのが普通です。そして,この住宅ローンは、多額の借金のために、一度や二度の返済では、返せないこともあり毎月1回の割合で,長い期間をかけて返していくことになります。ですから,この仕組みを普通の物を買う場合と同じように考えれば,「家を買う」というのは、実質的には「家の頭金分の権利を買う」とでも言ったほうが良いのかもしれません。そして、借金をした金融機関への毎月1回の返済ごとに、少しづつ、権利の割合を増やしてゆくのです。例えば35年、すなわち420ヵ月で返済するという場合、一体毎月返済ごとに取得する権利の割合は、どのくらいになるのかということですが、普通に考えれば毎月の返済で、420分の1年間で35分の1ではないかと思ってしまいがちですが、そうではないのです。最初のうちは、利息ばかり払うことになります。ちなみに一回目の元金分は、9826円で約1,000分の1しかありません。また、利息総額もこの金利水準で約990万円となり,返済総額は1.000万円の約2倍にもなるのです。

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