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ラクとムリの差は,借入額,金利,返済方法で決まる

2018年9月28日「金曜日」更新の日記

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住宅ローンは返済期間が長いので,ずっと払っていけるのかと不安を抱く人も多いと思います。何年も先の自分の収入を見込んで多額の借金をするのは確かにとても不安なことです。この不安を解消し長く返済を続けるためのポイントをまとめました。十分な頭金というのは,借入額は少なければ少ないほど後の返済はラクになることを考えれば当然ですね。通常は購入価額の2割となっていますが,後のことを考えるとそれ以上欲しいところです。2つめの無理のない返済額とは,具体的には毎月返済額に管理費や修繕積立金などを加算した住居費を,家賃など現在の住居費と同程度に抑えるということです。年収を基準に計算する方法もありますが,年収は人によって異なるので,家計を基準に考えた方が確実です。次の返済額の固定化は,将来の返済額増大のリスクを最小限にするということです。現在の低金利が今後も続くとは限りません。将来の金利上昇に備えて,固定金利型のローンを選ぶのが得策です。また,公庫や年金のゆとり・ステップ返済のこの2つの併用は6年目以降の負担が大きいので避けた方が良いでしょう。最後に,借入後の話になりますが,繰上返済や借り換えを積極的に利用しましょう。借りたら借りっぱなしではなく,これらを利用して少しでも負担を減らしていくのが上手にローンとつきあうコツといえます。

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