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こんな「オトリ広告」に引っかかってはいけない

2018年10月6日「土曜日」更新の日記

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不動産広告のなかで特に悪質なもののひとつに「オトリ広告」と呼ばれるものがあります。オトリ広告とは、例えば、広告にはとてもすてきな間取りAタイプがのっているのに、現場に行ってみるとAタイプは売り切れ。つまり、まだ売れていないBタイプやCタイプを売るために、すでに完売してしまったAタイプがさも販売中のように書かれている……といった広告のことです。このように、売るつもりのない物件を広告して客集めをして他の物件を売るとか、売ることのできない物件や、ひどいときにはありもしない物件を表示して客をおびき寄せるのです。これらの目的は、「客集め」です。まともに広告しては売れないような物件を言葉巧みに売りつけようとする手口なので、気をつけなくてはいけません。また、「市価の一一十五八-セント引き」などといった価格を安く見せるような表示は二重価格表示として禁止されていますし、「激安」「日本一」「最後のチャンス」などのような買主を惑わせるような表記も原則的に禁止されています。このような広告は絶対に信じないこと。後で泣きをみるのはあなたです。不動産にディスカウントセールはありません。ディスカウントストアのようなキャッチコピーに躍らされないようにしましょう。本当にそれだけよい物件ならわざわざ書かなくても買い手がつくはずです。甘言を多用している広告にも注意したいものです。

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