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不動産投資に必要な融資を受けるまで

2018年10月11日「木曜日」更新の日記

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銀行などの金融機関から融資を受けるときは、書類や資料を提出して審査を受けたり、きちんとした手続きが必要になります。融資を受ける決済日までのおおよその流れをつかんでおくようにしましょう。<融資までのタイムスケジュール>・借り入れ側から融資の申し出をする・借り入れ側から書類や資料を提出し、受け付けてもらう・金融機関での審査がスタート・金融機関側から融資決定の報告・借り入れ側と金融機関の間で金銭消費貸借契約、(根)抵当権設定契約、団体信用保証保険の締結・融資が実行される(決済日)「融資申込に必要な書類、資料一覧」銀行に行く際は資料を取り揃えて、融資の担当者に申し入れをすることになります。その際必要になる物件の資料は次のとおりです。・売買図面・住宅地図・登記簿謄本・公図・固定資産税評価証明書・路線価図・物件概要書(物件の長所などをまとめたもの)・キャッシュフロー試算表・物件取得コスト概算表・建物図面・写真・周辺の取引事例(賃貸の相場、売り地などの相場)このほか、きちんと返済してくれる人かどうかの判断材料として、・源泉徴収票・確定申告書(法人の場合は決算書)などの資料に加えて、連帯保証人についても同様の書類を求められます。それ以外にも、経歴や年収などを簡単にまとめた書類を準備しておくとベターでしょう。借り入れを希望する金額については、借入申込書を作成して持参するのも手です。これは金融機関側との行き違いをなくすための書類になります。金融機関との関係でよく受ける質問が、「どの段階で銀行に打診すればよいか」というものです。これは物件を取得するタイミングもあり、一概には言えません。しかし借り入れを前提に不動産投資を検討しはじめたのであれば、前もってターゲットの銀行に「このような不動産投資をしようと考えている」旨を伝えておいたほうがいいでしょう。こうして下地を作っておいて、具体的な物件が出てきたときに資料を取り揃えて提出します。その際には物件を購入できる可能性や、売り主・不動産会社との交渉の状況を伝えておいてください。銀行などの担当者も忙しい中、行内の稟議などの手続きを踏んでくれています。銀行側から融資の了解がとれる前に他人に購入されてしまったり、了解がとれた後に売り主が価格面で渋り出したなどのリスクを避ける配慮が必要です。

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