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利回りだけに注目すると大事なことを見失う

2018年10月30日「火曜日」更新の日記

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総収入に対する想定稼働率(入居率)をかけた場合の年間収入が読み取れます。支出の部分では、管理委託料、メンテナンス費用がいくらかかるかを示しており、最終的なキャッシュ残がわかります。所得計算は、総収入から経費になるものを引いて出しています。購入時にかかった費用の中で仲介手数料は経費になりません。他、1年の途中で購入した場合、仮に5月に購入した場合の固定資産税は経費になりません。次年度からは、経費になります。また、購入した年か翌年には確定申告により今回の想定表ではマイナスが発生します。サラリーマンであれば給与と合算され税金がもどってきます。表面利回りは11・3%(販売価格÷総収入)ですが、頭金からのキャッシュ残は、21・89%で約5年で頭金は回収できます。ここが大きな魅力です。6年目からは、260万円が毎年残っていきます(税金は別)。新築では、不動産取得税の還付か、販売会社が事前に手続きを行うと最初から納付しなくてもいい場合があります。ただし1戸あたりの基準平米数がありますので十分注意してください。また、登録免許税も基準を満たすと中古マンションと比べると大きく削減されます(約4分の1)。この表からのポイントは、必要な経費、特に大事なのは、キャッシュ残と所得です。ここが理解できるとお金が増える事が見えてきます。数字に強くなる事が投資を左右する大きなポイントです。

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