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第三者のチェック。土地の権利

2018年12月18日「火曜日」更新の日記

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では、違法建築を防ぐための自己防衛策はないのでしょうか?ベストなのは、第三者の建築士に設計や監理を依頼すること。ただし、設計士の報酬の目安は工事費の一割程度(それ以上安い場合はかえって危険といわれている)。つまり、二五〇〇万円の家に対して二五〇万円の支払いになり、躊躇する人も多いかもしれません。そこで、設計者を選べない場合でも(建築条件付や建築前の建売住宅など)、なおかつきちんと監理してもらう方法があります。契約から引き取りまでの要所要所に、建築士に代理人として参加してもらい、チェックを受けるのです。回数に応じ、数十万円の費用で引き受けてもらえるはず。後々のトラブル防止のためと思えば、決して高い金額ではありません。この場合は、第三者の検査が入ることをあらかじめ業者に告げ、了解を。悪徳業者でない限り特に異存はないはずです。その際、契約にその旨を記しておけば確実です。土地の権利が所有権か借地権なのかは確認しておくべきです。借地権というのは、建物の所有者と土地の所有者が異なっていて、建物の所有者が土地の所有者から土地を借りていることを指します。一般に借地権の物件だと所有権の物件と比べ利回りは高くなります。ところが銀行融資が難しく、地主との法律的な関係が出てくるので初心者は避けたほうが無難です。

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