HEYA JAM

トップ > 平成30年12月> 20日

感情面の配慮、駐車場

2018年12月20日「木曜日」更新の日記

2018-12-20の日記のIMAGE
中古物件は購入の際に指値を入れることが一般的です。たとえば、築22年を過ぎて建物の価値がなくなった物件について、「解体してやりなおすことになるかも」と理由をつけて、土地代から解体費を引いた値段を入れるというようなやり方です。指値の金額については、自分なりに根拠があるなら500万でも1000万でも悪くないのですが、厳しすぎると売主を怒らせて、断られる可能性が増えます。先日も、「考えて考えて、この金額が限界で、不動産会社さんと相談して決めた」と言って売り出し価格より500万円低い金額で指値をしてきたお客さんがいました。ところが、お断りするとすぐに300万円上げて、申し込んできたのです。この時には、売り主さんが、「足下を見られているようで面白くないから、この人には売りたくない」と怒ってしまい、契約は成立しませんでした。地方では駐車場が必須とよくいわれます。しかし、札幌の単身者用で主要な交通機関が使える場合、駐車場は世帯数の半分以下で充分です。3分の1でも検討範囲内でしょう。若い人は、あまり車は使いません。ファミリー物件なら1家族につき最低でも1台は必要。最悪でも8割は確保したいところです。郊外では1世帯1・5台。6世帯あれば、9台台分は用意してください。駅からの距離は当然、近い方が有利です。北海道のように雪が降る地域では、JRよりも地下鉄駅が人気です。理想的なのは地下鉄の駅から3分、遠くても7分以内であれば、問い合わせは入ります。ただし、単身者なら10分や15分を気にしない人たちもいます。車中心の地域は、駅よりもショッピングモールや市街地への近さが有利になるケースもあります。地域によって特徴が異なるため、賃貸管理会社へのヒアリングが重要になります。

このページの先頭へ