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歩行速度

2019年1月26日「土曜日」更新の日記

2019-01-26の日記のIMAGE
高速でハイスピードを出しているのに、市街地で伽キロで走っている時と同じような感覚で運転をして、停止しきれずに大事故に……。そんなことも起こりえるのだ。日本も高齢化社会が進み、お年寄りの歩行者が増えてきた。それだけにドライバーも十分な注意が必要だ。高齢者の場合、歩行中の事故が多く、なかでも横断中の事故が約半数を占める。事故原因は、ドライバーの見落としや発見の遅れなどだが、その陰には高齢者の歩行速度も関係しているようだ。高齢者が横断歩道を渡るのにかかる時間は、幅員25.6メートルの片側3車線の道路を9歳の小学生が19秒で渡り終えるのに対して、76歳のお年寄りは30秒もかかっている。だから、信号が変わっても渡りきれないケースが多発してしまう。また、注意力が衰えているので、クルマの接近に気づかないこともある。動体視力も幼児並みなので、スピードが正しく把握できず、クルマの前に飛び出してきたりする。ドライバーもそうした点に十分注意して運転することが求められるのである。また、子供の歩行者も危険だ。子供に向かってクラクションを鳴らしても反応しなかったり、逆にクルマに走り寄ってこられてヒャリとさせられることがある

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