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サブマリン現象

2019年1月29日「火曜日」更新の日記

2019-01-29の日記のIMAGE
クルマが衝突する瞬間、サブマリン現象が起きる。これは、前方に放り出されるのと同時に、重力の影響で下方向に潜り込んでしまうものだ。触ってみればわかるが、シートはソフトにできている。そのため、体が沈み、ベルトは腹部の最もやわらかいところに食い込んでしまうので、衝突時の時速が棚キロ程度でも内臓破裂の危険がある。さらに、ショルダー部分のベルトで首を吊ることもあるのだ。助手席でリクライニングするくらいなら、後部座席でゆっくり休んだほうが危険が回避できる。また、シートに浅く腰掛けてベルトを締めているケースもよく見られる。これも衝突時に腹部にかなりの負担がかかり、内臓破裂の危険があるのは上記のケースと同じ事。ここでシートベルトの正しい着用法を復習しておこう。まず、腰のベルトは腰骨のあたりにくるようにする。たすき掛けのように締めるベルトは上体を支えるもので、肩甲骨にあたるような感じに着用する。万一の事故に備えてエアバッグを装備しているクルマが増えてきた。エァバッグがあるのとないのとでは、事故の際の衝撃度がまったく違う。エアバッグによって格段に負傷の程度が軽くなるケースが多いのだ

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