HEYA JAM

トップ > 元年4月> 13日

意外と見落としやすいポイント

2019年4月13日「土曜日」更新の日記

2019-04-13の日記のIMAGE
マンションを建てると、設計の都合上、どうしても南向きの多い部屋と、西向き、東向きの多い部屋ができてしまいます。もちろん、そのような専有部分の販売価格は、南向きのものよりは割安な価格設定になっているのが、一般的です。しかし、住まいには最低でも妥協のできないものがあります。それが「日照」なのです。もちろん、他にもたくさんありますが、これだけは「お安くしますから西向きの部屋はどうですか」といわれても、買ってはならないのです。大手の信用のおけるデベロッパーでも、小さいところでも、マンションをつくるからには、このような部屋ができてしまうのは仕方のないことなのです。そのために、売れ残るのは、ほとんどの場合このような部屋になるわけで、実は売る側もこのような部屋に苦戦するのです。しかし、一生のことですから、いかに割安でも買わない方がよいでしょう。もし価格の点で安いものが欲しければ、そこはあきらめて、他を買った方がよいのです。都心でも郊外でも、マンションは今では駐車場は、100%あるのがあたりまえです。中には、お客用も併せて100%以上確保しているところもあります。都心の場合には、地下にしたり、メリーゴーランド方式にして、100%を確保しています。ところが郊外でも都心でも、敷地内はマンションを建てるスペースでいっぱいなので、他人の土地を借りて、そこを駐車場として、「駐車場100%」と明示しているところがあります。このような駐車場は、万が一、地主の都合で借地契約が切れると、駐車場が足りなくなるので、一生住むマンションとしては、問題が多いのです。このようにいうと、困る業者が多いのですが、私はマンションを買う立場から書いているので、業者が困っても仕方がありません。駐車場が敷地内100%か、それとも敷地外含め100%か。意外と見落としやすいポイントです。

このページの先頭へ