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案外皆さんのお役に立てるかも知れない

2019年4月23日「火曜日」更新の日記

2019-04-23の日記のIMAGE
知っていると得をするー確定申告日本の場合、国に納める税金を「国税」といって県や市町村に納める「地方税」と区別しています。この国税には、大雑把にいいますと個人が納める「所得税」と会社などの法人が納める「法人税」があります。個人で納める税金にはその他に「贈与税」や「相続税」などがあり、「相続税」は所定の期限内に申告、納付をしなければなりません。「所得税」と「贈与税」はその年の1月1日から12月31日までの1年間を1つの単位として計算して確定申告の手続きを経て納税することになります。法人の場合、設立の時に任意に決算月を選ぶことができますが、個人は1月1日から12月31日を1年として計算するように定められています。従って申告の必要のある人は1年問の数字や資料をまとめて翌年の3月15日までに確定申告を行い、納税するか還付を受けるかしなければなりません。これが個人の確定申告という制度です。ところが労働者人口の多くの割合を占める給与所得者、いわゆるサラリーマンについては日本では年末調整という制度があるため、ほとんどの人が確定申告を経験していません。年末調整では通常会社の経理担当部門が個々の給与所得者に代わって年間の税額を計算して清算までもしてくれるために、自分の税金をどうやって計算すればいいのか知らない人が大勢いることになります。このあたりが、サラリーマンを含めてすべての人が確定申告を行うアメリカなどと大きく異なるところです。

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