管理人はだれ！？

2019年11月21日「木曜日」更新の日記

「管理会社を選ぶとき、管理戸数の多い大手管理会社だと安心ですか?」管理に関して不動産投資家たちから寄せられる質問のうち、最も多いものがこれ。会社の規模を選択の基準にする人が多いのです。管理会社だけの話ではありませんが、大手企業というものは、一般に社員教育がきちんとしていて、人材の質も一定以上である傾向があります。財務内容も安定していて、会社としての体力があるのも強みでしょう。一方、規模の小さな企業の場合、大手企業より融通が利く、きめ細やかなサービスが受けられる、地域密着経営で地域情報を広範に速く脳めるという強みがあります。さらに、地域ネットワークを活かした「客づけ力」を持つ企業もあると見聞きします。「客づけ」とはつまり、入居者を募集し、決める力を備えているということです。それぞれにメリット・デメリットがあり、選択に正解はありません。あえていえば、あなたが管理会社になにを望むのかによって決めるべきといえるかもしれません。そのためにも、あなた自身が物件の管理に対して当事者意識を持ち、自分の要望についても整理しておく必要があります。仮にすばらしい事業のパートナーを見つけられたとしても、相手にまかせっきりにしてしまっては収益性は維持できません。