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ところが日本の居住用賃貸物件の世界では、

2019年11月24日「日曜日」更新の日記

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こうしたプロは残念ながらまだまだごくかぎられた存在でしかありません。だからこそせめて、建物に詳しく、競争力の高い物件にできるような「提案」ができる管理会社を選びたいものです。他物件に比べて見栄えがし、物理的・社会的にも耐久性があり、結果として日常的なコストも低い。そうした物件を、私は「建物力」の高い物件と呼んでいます。ただ劣化に対応するのではなく、時代に合わせて常に刷新をくり返していく。管理には、じつはそうした「攻めの姿勢」こそ重要なのです。管理会社を選ぶ際、その会社が「建物力」を磨いてくれる相手なのかどうかは、その会社が手がけている物件を実際に見に行くことで、簡単に見極められます。いくつか建物を回ってみて、そのうえでどこも似たような状態なら、その会社は不動産投資家に対して適切な提案をしていない可能性が高いといえるでしょう。また、「建物に関する提案を、どれくらいの頻度でしてくれるのか」「具体的にどのようなことをしてくれるのか」と、ストレートに質問してみるのもいいでしょう。1社だけでなく、いくつかの会社に同じ質問を投げかけ、さらには同じ条件で見積もりを出してもらえば、比較検討することもできます。

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