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どんなプランが最適?

2020年3月4日「水曜日」更新の日記

2020-03-04の日記のIMAGE
どんなプランが最適?一般的に、価値の高い住戸は、リビングが南向きにある部屋とされていて、坪単価も高く設定されています。同一マンションで、南向きでない住戸は、同一価格なら専有面積の広い住戸が買えるでしょう。陽当たりがいいことは明るくていいのですが、家具が日に焼けたり、冷房効果が落ちたり、生活パターンによっては明るすぎることもあります。ですから、自分の生活パターンがどのようなものかを考えれば、必ずしも南向きのリビングを選ぶ必要もありません。また一番坪単価の安い住戸が、必ずしも悪い住戸。だとは限りません。坪単価が安いということは、一般的にそのマンションの中では最も条件が悪いということになりますが、一方で、管理費やマンション積立金も土地の持ち分比率からみて安いことが多いので、いってみれば,お買い得ではあるのです。専有面積は狭くなりますが、共用部分の設備や施設が充実していれば、利用価値は価格の高い住戸と同じです。次に実際に入居してから頭を痛めるのは家財道具の整理です。引っ越しの経験のある方ならご存知のことですが、一軒の家に収納されている家財道具は膨大なものです。それを普通は、これまでの家より狭い住戸に移転するわけですから、荷物が入りきらないことのほうが多いものです。不要なものを整理するのは当然ですが、新しい住戸の収納があまりに狭いのも困ります。最近の収納面積は専有面積の八%――というのが標準のようですが、収納は、体積で考えましょう。これは平面図では分かりませんから、モデルルームに置いてある設計図面を見て、よく説明を受けましょう。説明のできない営業スタッフなら、その会社はあまり信用できないかもしれません。収納のために買うマンションではありませんから、そのマンションの収納能力に見合った物だけを持っていくということが、正しい収納に対する考えといえるのです。夫婦二人で暮らすための必要最低限の設備があり、交通の便も比較的良く、日常の生活がそれほど不自由なく過ごせて、しかも日常の管理が充実していれば、そのマンションは、狙い目といえます。また、交通の便などもコストを考えた場合、多少遠くても環境のよいところであれば考慮の余地はあるでしょう。

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