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新金融商品の登場(5)

2020年3月6日「金曜日」更新の日記

2020-03-06の日記のIMAGE
・確定拠出型年金・401kプラン。運用予定利率や給付額が事前に決められている。アメリカでは転職してもそれまでの積立金を移管できる。401kプラン加入者は所得税課税前の所得からの拠出ができ、これに事業者からの拠出金が上乗せされて運用される。資産運用収益への課税は、年金受取まで繰り延べられる。アメリカでは現在、総資産の約半分が株式投信で運用されている。・個人向け普通社債。国内の預貯金より高い利回りが期待される人気商品の一つである。本来、企業が資金調達の一手段として発行する事業債であったが、最近では個人投資家を主な対象として発行する普通社債の発行額が高まっているようだ。従来の社債より比較的短期で小口であることなどが人気の原因のようだが、発行企業の倒産にともなうリスクはある。・日経平均株価連動預金。金利が日経平均株価に連動して上下する新しいタイプの預金である。一部の都市銀行が取り扱っているが、最低預入額は比較的高額。「株高期待型」「株安期待型」「安定予想型」の三種類あるが、株価の動向に対する読みが当たれば、通常の定期預金の数倍か合もある。元本は保証されるが、ドル建てのものには為替のリスクがともなう場合もあ・株価連動債(個人向け)。株価の上昇に連動した比較的高い収益性が期待できる債権である。これはもともと数億円単位で法人向けに販売されたものだったが、平成十年に店頭デリバティブが解禁さ州れて以来、個人向けにも100万円前後で販売されるようになった。

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