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ワンルームマンションで年金を(1)

2020年3月8日「日曜日」更新の日記

2020-03-08の日記のIMAGE
以上のような流れが、人々をふたたびワンルームマンションへと向かわせている。資産運用、ありていにいえば年金の補助として家賃収入を見込む高齢者や将来設計のためにワンルームマンションを購入する者・中年層が急増しているのである。こう書くと、退職金などの資産をもっている高齢者層の購入は納得できても若・中年層のワンルームマンション投資には首を傾げる向きもあるかと思う。ところが現在の若・中年層の給与体系は多様化しており、終身雇用の崩壊とともに、退職金を給与に組み入れたかたちの給与体系が増加の傾向をみせ、よって若・中年層の所得水準が相対的に上昇しているのだ。特に外資系の企業において、長期的なスタンスで投資できるゆとりのある若・中年層が出現しているのである。彼らの台頭は現在のマンションの購入層(四十代半ばから五十代半ば)を一挙に押し上げる可能性もあるとされている。では、こういう給与体系の企業に勤めていない者・中年層にもワンルームマンションの*購入が可能かといえば、それはど無理とは思われない。というのは、まずワンルームマンションの購入価格が安いということ。そして生活に食い込むはずのローンは、単純にいうとワンルームマンションの所得収入(家賃)で相殺されるからである。しかもローン完済後には、所得収入(家賃)は「ゆとり」となって家計を潤すことになる。まさしくワンルームマンションは将来の年金補填を考える若・中年層にも手の届く商品であり、資産運用を考える高齢者にも最適な投資ということになる。前述したように安全性の面でもすぐれた商品であるうえに、利回りは預貯金の比ではない。

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