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ワンルームマンションで年金を(2)

2020年3月9日「月曜日」更新の日記

2020-03-09の日記のIMAGE
利回りとは年間の賃料を分譲価格で割った数値を指すが、ワンルームマンションの平均利回りはおおよそ四~五パーセントといわれている。加えて「損益通算」も地価の下落によって生きてきた。不動産所得は不動産収入から、それを得るために必要とした経費を差し引き、不動産所得の金額が赤字の場合、ほかの給与などの所得と差し引いて計算することになっている。これを「損益通算」といい、不動産所得が赤字であれば、その分の所得税は還付される。しかも、土地購入の際の借入金は損益通算の対象となるが、借入金の利子額についてはその対象とはならない。一方、建物に関しては借入金、利子額の双方とも対象となる。バブル時にマンションの土地と建物の比率は、土地七、建物三であった。しかし、最近ではこの割合が逆転した状態になったため、マンション購入上のローン(土地部分を除く)の利息、固定資産税、都市計画税、管理費、その他の運用上の諸経費は、すべて経費として計上できるようになっている。つまりマンション所有による節税が可能になったのである。これがワンルームマンション運用の収益性をいっそう高めている。あってなきがごとしの預貯金金利に比べて、ワンルームマンションの利回りは高く、しかも安全であり、リスクもほとんどない。有意義な投資によって活性化するのは、国や企業の経済も個人の経済も同じである。このあたりで安全な投資について一考してみるのもむだではなかろう。

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